企画展「藍をまとう-美しさと生活の知恵-」の関連事業として、11月23日(水・祝)「藍染布でつくる裂織のミニセンタ-」を開催しました。講師は青森県指定津軽裂織伝統工芸士の村上あさ子さん(テキスタイルスタジオ村上)です。今回は、企画展のテーマに沿って「藍染布」をメインに使ったミニセンターを提案していただきました!
使った布は、ゆかた生地等を藍で染めた木綿布3種類、藍の葉を絞って生葉染めしたシルク布、山葡萄のつるの皮で染めたシルク布、剪定したりんごの木の枝で染めたシルク布の6種類で、全て村上さんが染め上げたものです。(すごい!)
これを裂いて卓上織機で織りあげます。布を入れる順番や縦糸の色、布裂き加減(細い太い)や打ち込み加減で雰囲気の異なる作品になります。「そこがまたおもしろいところ」と笑顔の先生。裂織に初めて挑戦する方がほとんどでしたが、素敵な作品ができました。