企画展「青森の刺しこ着ー菱刺しとこぎん刺しー」
北国の厳しい環境の中で、生きるために必要であった「刺しこ」の技。綿花の育たない寒冷地で、麻の着物を補強し、保温性を高めるために始まり、木綿糸が流通すると美しい幾何学模様の装飾へ発展しました。
女性たちの繊細な手仕事による文様には、美とともに、家族の健康や安全、魔除けの祈りが共存していました。
この企画展では、青森市教育委員会所蔵の県指定有形民俗文化財「青森の刺しこ着」の中から南部菱刺しと津軽こぎん刺しを約50点展示します。
生活の知恵から生まれた技と美と祈りの融合を、ぜひご覧ください。
❖展示解説 「カラフル菱刺し、あなたはどれが好き?」
当館では約5年ぶりとなる、南部菱刺しの総合的な展示の魅力を伝えるギャラリートークです。 日 時 | 8月29日(土)10:00~11:00
講 師 | 川守田 礼子 氏(八戸工業大学教授)
定 員 | 20名 [先着順]
❖講座「青森の刺しこ着ー菱刺しとこぎん刺しー」
江戸時代に麻布の補強と保温を目的に作られ、装飾性を加えて発展した刺しこ着。この講座では、昭和初期の民芸運動で技術と文様の素晴らしさが注目され、現代に継承されるまでの流れを紹介します。
日 時 | 8月30日(日)10:00~11:30
講 師 | 昆 政明 氏(神奈川大学日本常民文化研究所客員研究員)
定 員 | 20名 [先着順]

「昔のあそびコーナー」入館者参加無料・随時受付
◆昔のあそびを体験できます!こま(ずぐり、逆さこま、すもうこま、三段こま)、紙相撲(自分で力士を作ることもできます!)、けん玉、めんこ、お手玉、だるま落とし、はごいた、はしごだるま、輪投げ、ぱたぱた…などで遊べます。おすすめ!
「ずぐり」
雪国津軽地方伝統のこま。床だけではなく雪の上でも回すことができるのが特徴で、青森県伝統工芸品に指定されています。
雪の上でも回せるように“立ち子”と呼ばれる軸の部分が太く、中はすり鉢状で色鮮やかです。雪を固めてアイスバーン状に作った“盤コ(ばんこ)”と呼ばれる雪の土俵で、ずぐり縄を使って回して遊びます。
「ずぐり」とは、頭をくりぬいているという意味で、漢字で「頭繰り」と書きます。形の違いで「かぶずぐり」と「皿ずぐり」があります。
ずぐりは津軽系伝統こけし工人が作ります。ずぐり作りは削る、えぐる、曲線を出すといったこけし作りに必要な基礎技術が詰めこまれているため、こけし作りの修行を始める際にまず師匠からずぐり作りを学ぶとされます。
津軽系こけし工人 小島 利夏 工人 作
左:かぶずぐり(野菜のかぶのような、丸みをおびた形のずぐり)2.5寸(直径約8㎝)
右:皿ずぐり(かぶずぐりに比べてエッジがある、お皿型のずぐり)2.5寸(直径8㎝)
手前:ずぐり縄(ずぐりに巻いて回すワラの縄。ロープでも代用できますが、ワラの方が滑りにくく力が入りやすいです。)
「青森のなぞなぞクイズラリー」入館者参加無料・随時受付
展示室内15か所の謎に挑戦!!挑戦した方には記念品もあります
!謎の近くにはヒントがあるのでお子さんでも楽しめます。みんなで挑戦してみましょう!
※津軽地方で古くから親しまれてきた「なぞなぞ」「ことわざ」に関する問題のクイズラリーです。
参考文献:佐々木達司「青森県なぞなぞ集(新版)」(青森県文芸協会出版部,2006年)、「津軽ことわざ辞典(第三版)」(青森県文芸協会出版部,1995年)
こぎん刺しのコースタ-としおり制作キット(当館オリジナル)制作体験&販売
当館オリジナルのこぎん刺しのコースターとしおり制作キットができました!
布と糸の色はお好きな組み合わせをお選びください。針と説明書と図案もついています。
コースター500円/しおり300円
■制作体験について
事前にお電話にてご予約下さい。(017-763-5519)
一度に体験できる人数約10名まで。(持ち物不要。所要時間約30~60分)
対象:小学校高学年以上。(高学年以下は保護者同伴でお願いします。)
(ショップ、制作体験のご利用は入館無料です。)





















