令和3年度企画展「裂織~サグリとコタツがけ~」開催のお知らせ

「布の再利用」として注目されている『裂織(さきおり)』の中から、漁師の仕事着の「サグリ」と、「コタツがけ」を中心に展示し、青森県の布文化の豊かさを紹介する企画展を開催します。展示資料は青森市教育委員会所蔵で、特に「サグリ」は県指定重要有形民俗文化財「青森の刺しこ着」の指定を受けています。是非この機会にご覧ください!会期は令和4年1月15日(土)~3月15日(火)9:00~17:00、入館料で企画展も観覧できます。
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校外学習のご来館ありがとうございました!

6月~11月にかけて、小学校3、4年生を中心に、たくさんの校外学習のみなさんが来館しました!

まず解説員が昔の道具や着物や船などを紹介し、自由時間には実際に触ったり、座敷に入ったりできます。みなさん、学校で、社会科の「古い道具と昔のくらし」をよく勉強していて、解説員の話を熱心に聞き、メモをとったり、質問をしてくれて、感心させられます!

来年度もたくさんのご来館お待ちしています!IMG_0002InkedI校外学習 もっこ_

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井戸

「アイヌの紋様展」終了しました。

10月31日(日)で、「アイヌの紋様展」終了しました。

アイヌ文化に関心のある方はもちろん、刺繍に興味のある方、漫画でアイヌに興味を持った方、たくさんの方々にご来館いただきました。

特に、伝統的な衣服「アットゥシ」が、オヒョウという木の樹皮で作られていることに驚かれる方が多かったです。また、施された紋様のデザインが自然の渦や植物のトゲなどにあやかっていて、中には魔除けの意味をもつものもあることに興味をもつ方も多くいらっしゃいました。

小刀「マキリ」の展示コ-ナ-では、津軽地域の方から、津軽弁で包丁のことを「マキリ(マギリ)」と言うのと同じということに親しみを感じるとの声もありました。

たくさんのご来館ありがとうございました。

 

 

講演会開催

令和3年10月10日(日)講演会「アイヌ文化と海峡地域~アットゥㇱと蝦夷錦の受容をめぐって~」を開催しました。

講師は瀧本壽史先生です。先生のご専門は日本近世史で、北奥地域、特に津軽・下北地域を主な研究フィールドとし、アイヌ文化や蝦夷地警備など、江戸時代の青森県域と蝦夷地との関わりについて研究されています。

参加者からは、わかりやすい資料で興味深くお話をうかがいとても面白かった、貴重な学びの機会をいただきましたというお声をいただきました。先生、参加者の皆様、ありがとうございました。

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ワークショップ「アイヌ刺繍のブローチを作ろう」開催

10月3日(日)10:00~、ワークショップ「アイヌ刺繍のブローチを作ろう」を開催しました。

講師は、アイヌ刺繡作家ikor(イコロ)氏です。

まず、好きな色の材料を選びます。ikor氏が自ら草木染めをした多彩な糸から選べるという贅沢さ!

自然の草木で染め上げた色は、どれもやさしく美しく、どの色の組み合わせでもしっくりと馴染みます。

ikor氏の丁寧な指導で、みなさん楽しそうに刺繍をし、完成しました!

魔除けの意味をもつともいわれる「アイヌ文様」のブローチが、みなさんのお守りになりますように♡

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