歴史館では、令和3年2月20日(土)~3月28日(日)まで、「青森の刺しこ着展~菱刺しの世界~」を開催します。
南部菱刺し着物や前だれ(前かけ)など、北国青森ならではの刺しこ着の世界をどうぞご見学ください(^^)/
歴史館では、令和3年2月20日(土)~3月28日(日)まで、「青森の刺しこ着展~菱刺しの世界~」を開催します。
南部菱刺し着物や前だれ(前かけ)など、北国青森ならではの刺しこ着の世界をどうぞご見学ください(^^)/
9月14日(土)、歴史館副館長の石山が「近世北奥地域における漁船の製作動向」についてお話ししました☆彡たくさんの方にご参加いただき、ご質問もいただき、ありがとうございました!次回9月28日(土)のテーマは、村上亜弥さんをお招きしての「写真でみる青森の歴史」です。参加お申し込みをお待ちしております(^^)/
5月になってとても過ごしやすくなりましたが、今週末はとくに気温が高くなる予報ですね(^^♪そして5月はクルーズ客船入港シーズンでもあります★歴史館では5月10日のコスタ・セレーナの沖館埠頭接岸にあわせてお茶席体験を開催、海外からのお客様をおもてなししました(^▽^)
歴史館の「着物の世界」展示コーナーでは、「夜着(よぎ)」に注目される方が結構いらっしゃいます。夜着は着物のかたちをした大きな掛け布団のこと。中には綿がたっぷりと入っていて、とても暖かいそうですが、実際にはどのくらい使われていたのでしょう。
明治20年頃の田舎館村の生活ぶりを記録した佐藤末吉編「昔の農村」(昭和15年)によると、当時、夜着は大抵の家庭で大人一人に一枚の用意があるくらいで、裕福な家でなければお客様の分は用意がなく、また敷布団はお客様か病人でなければ使わなかったそうです。裕福な家では畳を敷いて敷布団を、そうでない家では乾燥した藁を厚く敷き、その上に筵を敷き、さらにその上に茣蓙を敷いて寝たといいます。貧しい家では、夜着といっても襤褸(ぼろ)夜着で、それすら持たない人もいたといいます。