昔のあそびコーナー感染予防対策をして開催中です!こま(ずぐり、逆さこま、すもうこま、三段こま)、紙相撲(自分で力士を作ることもできます!)、けん玉、めんこ、お手玉、だるま落とし、はごいた、はしごだるま、輪投げ、ぱたぱた…などで遊べます。 おすすめは 「ずぐり」です。 雪国津軽地方伝統のこまで、ずぐり縄を使って回して遊びます。床だけではなく雪の上でも回すことができるのが特徴で、青森県伝統工芸品に指定されています。雪の上でも回せるように“立ち子”と呼ばれる軸の部分が太く、中はすり鉢状で色鮮やかです。雪を固めてアイスバーン状に作った“盤コ(ばんこ)”と呼ばれる雪の土俵で、「ずぐり」とは、頭をくりぬいているという意味で、漢字で「頭繰り」と書きます。形の違いで「かぶずぐり」と「皿ずぐり」があります。ぜひ「昔のあそびコーナー」で挑戦してみてね!
【写真】津軽系こけし工人 小島 利夏 工人 作(※ずぐりは津軽系伝統こけし工人が作ります。ずぐり作りは削る、えぐる、曲線を出すといったこけし作りに必要な基礎技術が詰めこまれているため、こけし作りの修行を始める際にまず師匠からずぐり作りを学ぶとされます。)
左:かぶずぐり(野菜のかぶのような、丸みをおびた形のずぐり)2.5寸(直径約8㎝)
右:皿ずぐり(かぶずぐりに比べてエッジがある、お皿型のずぐり)2.5寸(直径8㎝)
手前:ずぐり縄(ずぐりに巻いて回すワラの縄。ロープでも代用できますが、ワラの方が滑りにくく力が入りやすいです。)